【先生と結婚】憧れの女教師と職場結婚を果たした14歳年下夫!

(※ 画像は実在の人物とは異なるイメージ画像です)

ごあいさつ

こんにちは。婚活ナビゲーターのFukuです。今日も男女の営みに詳しいゲストを招いて出会いのヒントを探っていきます。さて今日のゲストはドラァグクイーンのマダム・グリッツさんです。

ハァーイこんにちは、愛しいハニーたち!いつもハイテンションなマダム・グリッツの登場よ!化粧も態度も暑苦しいかもしれないけれど、今日も一緒に出会いのヒントを見つけにいきましょうね!

始まりは教師と生徒

それでは今回の新婚さんですが、29歳の夫と43歳の妻のご夫婦です。現在はお二人とも英語教師として別々の高校にお勤めだそうです。
二人の出会いは13年前。彼女は彼が通う高校の英語教師でした。けれども当時は接点がなく、彼としては「きれいな先生だな」という印象は抱いていたものの、在校中は一度も話す機会がなかったそうです。

女教師と生徒というと「禁断の恋」を想像してしまうけど、在学中は話す機会すらもなかったのね。私としてはちょっぴり期待ハズレだけど。ウフフ。

2度目の出会いは、彼が大学に進学し、教育実習で母校を訪れたときです。指導教官は別にいましたが、英語主任だった彼女にもビシバシ鍛えられたそうです。その時の印象を彼は「美貌は変わっていないなと思った」と話し、彼女は「かわいいお猿さんみたいだった子が、ちょっと大きくなったかな」ぐらいな印象だったと話しています。4週間の教育実習は彼にとってはキツかったそうですが、恋愛についてはとくに何もなく終えたそうです。

あら、まだ恋愛には進展しないわけね。なんだかじれったいわね。でも彼はまだ大学生だから、14歳年上の彼女から見れば、やはり子供っぽく見えていたでしょうね。二人の関係がどう発展していくのか興味深いわ。

3度目の出会いは彼が大学を卒業して母校に就職したときです。なんと、彼女が担任するクラスの副担任になったそうです。キビキビと仕事をする彼女はクラス運営もキッチリしていて、厳しさもあります。一方で、女子バレー部の顧問も務めていた彼女が、普段のスーツ姿からジャージに着替えて、髪を一つに結んで指導する姿に心惹かれる彼。バシバシとサーブを打つ様子に「ギャップ萌え」したそうです。

いつもスーツでキッチリしている先輩女教師の運動着姿に「ギャップ萌え」してしまったわけね。彼は高校生の頃から彼女を好ましく思っていたようだし、若い男性が年上の女性に魅力を感じてしまうのは自然なことね。毎日のように一緒にいて、彼の男性としての本能が彼女に向かって稼働し始めたのね。蒸気機関車みたいに。

恋愛には至らない関係

たしかに、触発されたものに固執してしまう本能ってある気がします。その人しか見えなくなってしまうような感じ。美味しそうなカレーの映像を見て、昼食はカレー以外に考えられなくなってしまうよな、あの感覚に近いかもしれません。

恋は盲目って言うじゃない。競走馬の目隠し、ブリンカーていうのかしら?あんな感じで彼女しか見えなくなっちゃうのよ。彼女の横にビキニ姿の女性がいれば、そっちに顔が向いちゃうかもしれないけど!

ブリンカーを装着した彼がビキニの女性を見ている様子が在々と思い浮かびました。
さて、彼女に対して恋愛感情を抱いた彼は積極的な行動にでます。中間テストが終わった5月に「お疲れさま会をやりましょう」と彼女を食事に誘います。彼女は後輩からの誘いを嬉しく思いつつ「先輩におごってもらいたいのかな?」と想像していましたが、結果的には彼がご馳走してくれました。彼女はそれが意外だったそうです。

なんてチャーミングなアプローチ!彼が大胆にもアクションを起こしたのね。そういう勇気ある一歩が大事よ。彼女もきっとそのサプライズに心を揺さぶられたに違いないわ。そして、彼がご馳走することで、ただの後輩ではなく、一人の男性としての存在感を、少しだけ彼女にアピールすることが出来たんじゃないかしら!

それから二人はしばしば食事に行くようになりますが、彼は12月に相模湖で行われるイルミネーションのイベントに彼女を誘いました。一緒にいるのは楽しいので彼女も快諾。
彼の車で相模湖に着くと、会場はロマンチックな光の世界。見れば観覧車があり、彼はそこで彼女に告白しようと決意しますが、観覧車に乗ってタイミングを図っているうちに告白できないまま1周が終了。最高のシチュエーションを逃した彼でしたが、なんとかこの機会にと、彼女を家に送り届けたタイミングで思いを告白します。けれども結果は「ごめんなさい」でした。年齢差も上下関係もあり、彼女は彼との恋愛を想像できなかったそうです。

切ないけれども美しい瞬間ね。彼の勇気ある告白が、彼女にとってはまだ受け入れがたいものだったのね。でも、その「ごめんなさい」が二人の物語の終わりではなかったのよね?恋愛には時間が解決してくれる問題もあるものよ。

そうですね。職場での立場もあるし、年も離れているし、その場面でOKと言えなかった彼女の気持ちには共感できます。彼はその後もリベンジを企てて日光への日帰りデートを敢行し、電車の窓から東京の夜景を見ながら2回目の告白を試みましたが、やはり撃沈しています。

彼は夜の灯りが好きなようね。私たちのフィールドに興味があるのかしら。
それにしても、めげずに彼女をデートに誘うメンタリティが若々しくていいわね。振られてもウジウジ陰気な感じがないでしょ。2回目の告白でも撃沈とは、振られっぷりもなかなかのものね。でも、彼が諦めなかったから、きっと彼女の心にも変化が生じたんでしょうね。

彼女が異国で自覚した変化

状況が変化したきっかけは、彼女が毎年出かけていた年末年始の海外旅行。彼女はその年、イタリアのミラノを訪ねました。その旅行中、クリスマスシーズンのミラノの町で、折々に彼のことが想われたそうです。自分の中でいつの間にか彼が大切な存在になっていることを、彼女は自覚します。そんなとき、彼から「帰国のときに空港まで迎えに来る」とLINEでメッセージが届きます。

まるで映画のワンシーンみたい!クリスマスシーズンのイタリア・ミラノ、ロマンチックな街並み、寄り添う人々。一人旅だったのかしら。
忙しい日常に振り回されていると、ふと一人になったときに孤独に気付くことがあるの。一人旅なんかではとくに。きっとそんな心境で、お猿さんみたいな彼の存在を愛おしく思い始めたんじゃないかしら。
空港まで迎えに来るという彼のメッセージは、まさにドンピシャのタイミングだったわね。帰国したとき、出迎えてくれた彼の姿が、彼女にはどんな風に見えたんだろうって想像すると、なんだか私までドキドキしちゃうわ!

じつのところ、彼は年末で友人と集まって飲んでいたそうです。その場で自身の恋愛が行き詰まっていることを話したところ、友人の一人が「空港へ迎えに行ったほうがいい」とアドバイスをしてくれたそうです。それを受けて、彼はその場で彼女にLINEメッセージを送ったそうです。

素晴らしいアドバイスね!友人の一押しがなければ、彼は絶好の機会を逃していたかもしれないわ。彼がそのアドバイスを受けてすぐに行動に移したのも良かったわね。なにか目に見えない力が働いた瞬間ね。空港での場面は、彼女にとってきっと特別な瞬間だったでしょうね。

残念ながら、空港での場面の描写は言及がなかったのですが、出迎えてくれた彼の車で彼女の自宅に着いたのは午前2時。彼女は彼に泊まっていくように促し、そして翌朝、彼の3回目の告白を彼女は受け入れました。

それは美しい結末ね!彼女が彼に泊まることを提案したのは、彼に対する信頼と愛情がもう隠せなくなった証拠よ。そして、朝に彼の求めを受け入れることで、二人の新たな章が始まったわけね。

年の差を埋めるもの

今回のご夫婦のエピソードで、注目すべき点が二つあると思うんですが、一つはやはり「年の差」です。そしてもう一つが「振られても諦めなかった」という点。年の差についてはこれまでにも幾組かの「年の差カップル」を紹介してきましたが、あまりこだわる必要はないようですね。一緒にいて安心する相手、居心地の良い相手であることが、まずは大事という印象です。

そうね。結局のところ、お互いにとって居心地が良く、安心できる相手であれば、年齢はあまり問題ではないのよ。きっと、だれもが潜在的な孤独をかかえていて、そんな空虚な部分にスッと入ってきて違和感のない相手っていると思うの。一緒にいると自分の存在感覚が満たされるような人。そういう人とは年の差なんかどうでもよくなっちゃうんじゃないかしら。

告白の距離感

彼女が彼の求愛に対して2度は交際を断っている点についてですが、彼女はその理由について「年齢差も上下関係もあり、彼との恋愛を想像できなかった」と語っています。やはり彼女としては「世間一般の常識」みたいなものがあって、それが自制的に働いていたように見受けられます。

そもそも「常識」なんて曖昧なものだけど、それで自分を縛ってしまうことってあるわね。周囲と自分を比較して平均的じゃないと不安になるの。そんな表在的な意識が彼女にブレーキを踏ませていたんだと思うわ。そんな状況でも、彼がデートに誘えば、彼女は断らないでしょ。すでに潜在意識は彼と一緒にいることを求めているから。

日々一緒に仕事をしていた二人ですので、交際を断られた後はやはり気まずかったと彼も語っています。でも、信頼関係が根底にあって、その上で彼女の理性が交際を否定している状況なので、たとえ告白を繰り返しても嫌悪されるということはなさそうです。
日本では1996年頃から「ストーカー」という言葉が使われるようになりましたが、以来、交際を断られた相手にリベンジを試みるということが難しくなっている気がします。上手くいった彼とどう違うのかなっていうのが、ちょっと疑問だったんです。

自分の行動が相手にどのように受け止められているかを客観視できない大人が増えているってことね。共感力が足りないの。それっていうのは、心の病や先天的な資質もあると思うけれど、やはり現代においてストーカーが社会問題になっているというのは、極論を言えば愛情が不足しているからだと思うの。愛情を与えることや受け取ることに不慣れな人が増えすぎたのね。「コミュ障化社会」なのよ。未婚化も少子化も、根っこの同じ問題ね。

「打ち上げ」のような食事会では楽しく意気投合する二人ですし、彼女としては日頃から仲良く接している彼が自分に恋愛感情を抱いていると知って戸惑いはあったけれど、不快ではなかったということなのでしょう。そこがストーカーとの違いですね。

そうね、それが大きなポイントだわ。自分が相手から遠ざけられている、避けられていると感じたら、そこは潔くあきらめなきゃダメよ。失恋って一番大切な人から自分を否定されちゃう感じでとっても辛いんだけど、逃げる相手を追い回しても、なおさら傷つくだけでしょ。
「失恋の 特効薬は 次の恋」
軽やかに恋を楽しみましょう。

一緒にいたい人

もう一点、彼女が旅行先のミラノで、例えばプラダの本店で「彼へのお土産」のことを考えたり、食事の時にメニューを見て「彼だったら何を食べるかな」と考えたり、いつの間にか彼のことを考えている自分を自覚するに至ったというエピソードは、出会いについて探求している私たちに何か大切なことを示している気がするのですが。

そのエピソードはとても示唆に富んでいるわね。彼女が折々に彼のことを考えていたというのは、心の奥底で彼を大切に思ってる証拠よ。彼女がミラノで、自然に彼のことを考えていたのは、彼がすでに彼女の日常の一部になっているということ。

「一緒にいることが日常」という状況があって始まっていく恋愛の形もあるんですね。ある意味、本当に大切な相手とは、気軽に会って話したり、食事をしたりする「頻度」を大事にして、まずは良好な関係を深めていくという選択が堅実なのかもしれません。恋愛の基盤づくりですね。

その通りね。「一緒にいることが日常」という状態があると、人々はお互いの良い面だけでなく、欠点や弱点も見ることになるわ。そういった全体を受け入れることができる関係は、非常に健康的で、居心地の良いものになるわね。お互いに対する期待も現実的だし、誤解や失望も少なくて済むわ。

甘えん坊の年上妻

交際開始から2年後に、二人は結婚しました。職場や生徒にバレないように気を使ったそうですが、二人で役所に婚姻届けを出しに行ったときに、マイナンバーカードを作りに来ていた生徒と鉢合わせしてしまったそうです。でも、おめでたいことですからね。

役所で良かったじゃない。それも婚姻届けを出す場面なら、逃げ切ったも同然よ。ドラマみたいで面白いわね。生徒たちもきっと喜んでお祝いしてくれたでしょうね。

同業の先輩として仕事に関しては厳しい奥様ですが、家庭では年下の夫に甘える場面もあるそうで、夫もデレデレ顔で、幸せそうな様子でした。

仕事には厳しくて、家では甘えてくるなんて、またまた「ギャップ萌え」にやられてしまってる感じね。もう仕事なんか行かないで四六時中デレデレしてればいいのに。

まとめ

それでは今回のご夫婦のエピソードから学べる「出会いのヒント」を整理していきたいと思います。グリッツさん、お願いできますか?

OK!このご夫婦の物語から学べる「出会いのヒント」を整理してみましょう。

  • 長期的な視点を持つこと:最初は断られても、状況が変わる可能性があることを念頭に置いておくことが大事。彼が何度か告白を続け、最終的には彼女の心が変わった例から、時間をかけてじっくりと関係を築くことの重要性が見て取れるわ。
  • 自然な関係の構築:仕事を通じて、または共通の活動を通じて自然に接触を重ねることで、信頼関係が醸成されるわね。このご夫婦の場合は職場での日常的な接触が後の恋愛関係へと繋がったわ。
  • 相手のペースを尊重:求愛に応じてくれない彼女に対して、彼はコツコツと強引すぎない求愛を続けたわね。相手の変化を待つ姿勢も大切よ。
  • リアルな交際への移行:友達から恋人への移行は、下手をすると関係が壊れてしまうので無理は禁物。彼ら二人が職場の同僚から次第に愛情を育んでいったように、焦らず段階を踏むことが大事よ。

今回のご夫婦のエピソードも、とても大切なヒントに満ちていましたね。勉強になりました。グリッツさん、今日も素敵なコメントをありがとうございました!

どういたしまして!出会いは待っているだけじゃ見つからないから、ハニーたちも勇気を持って探しに出かけましょうね。嫌なところへ無理して行く必要はないのよ。自分が楽しい場所で、同じことを一緒に楽しめる人を見つければいいの。何人も、何人も。きっとその中にアナタにとってのハニーがいるはず。素敵な出会いを見つけてね!それではまたお会いしましょう!